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【有馬記念】ヴェラアズール渡辺師「馬に申し訳ない」年初は活躍予見できず 今は「確信に変わってきた」

スポニチ
  • 2022年12月21日(水) 12時01分
 豪華メンバーが集結したG1・有馬記念(25日、中山芝2500メートル)を控え、ジャパンカップを制したヴェラアズール(牡5)を送り出す渡辺師が22日、共同記者会見に臨んだ。

 ――追い切りを終えて

 「予定通り、いい追い切りができた。前走後からそんなに間隔もないし、ゆっくり入って終いだけサっと伸ばす予定でやった」

 ――この中間の様子は

 「前走後すぐノーザンしがらきさんに放牧させていただいて気持ち的なリフレッシュで短期放牧」

 ――ジャパンカップ前の追い切りもいい走りをしていた、その時と比べて

 「あれだけのレースをしたにも関わらず疲れもなさそう。ジャパンカップ前と同じくらいの出来にあると思う」

 ――1週前は手前を頻繁に替えるところがあった

 「そんなに悪いことではない。替えられるというだけのボディーバランスがある。特に気にしていない」

 ――この1年、快進撃だった

 「年明けなんかは正直、ここまで活躍してくれると思っていなくて、そのへんは馬に申し訳ない。芝変わりもそうだけど、体質面も強化されてきている。折り合いもつくようになっている。いろんな要素がかみ合ってのジャパンカップだった。全てうまくいったという感じ」

 ――ジャパンカップ制覇で自信を深めたか

 「ジャパンカップであれだけのパフォーマンスであの豪脚。確信に変わってきている」

 ――中山2500の適性は

 「あの末脚を生かすには広い馬場が合っているという気がしないではないけど、あれだけの馬群をさばいてこられる馬なので。多少ごちゃついても、むしろごちゃついた方がっていうところもある。あまり心配していない」

 ――有馬記念のカギは

 「できれば内目の枠がほしい。馬場に関しては荒れてもこなせる馬だと思っている」

 ――まだまだ底が見えない

 「僕らとしてもそれなりの自信を持って送り出すけど、その上を超えてくる走りをしてくれる。次走も楽しみでしようがない」

 ――どういう立ち回りを期待するか

 「京都大賞典のように外から差す競馬もできるし、前走のように内さばいてくる競馬もできる。あとは流れもあるが、中団くらいの位置がほしい」

 ――GP制覇への思いは

 「有馬記念、調教師になったからには獲ってみたいタイトル。ここはチャンスかなと思う」

 ――豪華メンバーの一戦、勝てば年度代表馬の可能性も

 「ここでどんな競馬をしてくれるのか、楽しみにしている。ファンのみなさまにもいいクリスマスプレゼントになれば」

スポニチ

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