◆第22回
兵庫ゴールドトロフィー・交流G3(12月21日、
園田競馬場・ダート1400メートル、良馬場)
1着賞金3000万円を懸けたハンデ戦による交流G3は、12頭(
JRA4、兵庫4、笠松3、金沢1)によって争われた。
幸英明騎手が手綱を執った4番人気の
JRAの
ラプタス(セン6歳、栗東・松永昌博厩舎、父
ディープブリランテ)が直線で好位から抜け出して、昨年の
サマーチャンピオン(佐賀)以来となる重賞5勝目。59キロのトップハンデを跳ね返し、一昨年3着、昨年2着のこのレース3度目の挑戦で勝利をつかんだ。勝ち時計は1分27秒3。
1馬身差の2着は1番人気の
シャマル(
川田将雅騎手)、さらに1馬身1/4差の3着は5番人気の
サクセスエナジー(
松山弘平騎手)が入り、4着の
オーロラテソーロ(
鮫島克駿騎手)まで
JRA勢が上位を占めた。地元・兵庫の期待を集めた2番人気の
イグナイター(
田中学騎手)は5着に終わった。
幸英明騎手(
ラプタス=1着)「韓国遠征(コリアス
プリント2着)の後、馬体がしぼんだような感じになりましたが、厩舎の方々が時間をかけて立て直してくれました。返し馬から感じがよく、最後も(
オーロラテソーロと
イグナイターの)間をよく割ってきてくれました。最近のレースが案外でしたが、きょうの勝利でまだまだやれることが証明できたと思います」
スポーツ報知