2019年と2021年に
香港ヴァーズを制するなど海外G1・2勝を含む重賞4勝を挙げた
グローリーヴェイズ(牡7、美浦・
尾関知人厩舎)が20日、
JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道沙流郡日高町のブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションで種牡馬となる予定。21日、
JRAがホームページ上で発表した。
グローリーヴェイズは
父ディープインパクト、
母メジロツボネ、母の
父スウェプトオーヴァーボードという血統。三代母には1986年に牝馬三冠を達成した名牝
メジロラモーヌがいる。
2017年10月に中山競馬場で行われた新馬戦でデビューし、初陣を白星で飾ると、重賞初挑戦となった2018年2月の
きさらぎ賞で2着と好走した。7月の佐渡S(1600万下)で古馬を相手に勝利すると、
菊花賞で初のGIに臨んだ。
古馬入り後、2019年1月の
日経新春杯から始動し重賞初勝利。
天皇賞(春)では優勝馬
フィエールマンからクビ差の2着に好走した。同年12月の
香港ヴァーズで初の海外遠征を経験し、前年覇者の
エグザルタントや2017年の
JRA最優秀2歳牝馬ラッキーライラックを破ってG1初制覇。その後、
香港ヴァーズは2021年にも参戦しG1・2勝目を挙げている。今月12日、3度目の出走となった同レースがラストランになった。通算成績は20戦6勝。
(
JRAのホームページより)