昨年の
大阪杯(GI)を制するなど重賞2勝を挙げた
レイパパレ(牝5、栗東・
高野友和厩舎)が21日、
JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道勇払郡安平町のノーザン
ファームで繁殖馬となる予定。同日、
JRAがホームページ上で発表した。
レイパパレは
父ディープインパクト、
母シェルズレイ、母の
父クロフネという血統。全兄には重賞2勝の
シャイニングレイがいる。
2020年1月に京都競馬場で行われた新馬戦でデビューし初陣を白星で飾ると、そこから破竹の5連勝で
チャレンジCを制して重賞初制覇。
5戦全勝の戦績を提げて臨んだ昨年の
大阪杯(GI)では、前年に無敗で牡馬クラシック三冠を達成した
コントレイルや、当時すでにGIを4勝していた快速牝馬
グランアレグリアなどの強豪馬が揃う中、果敢に先手を主張して逃げ切り、無傷6連勝でGI初制覇を飾った。無敗での古馬GI制覇は
ファインモーション、
クリソベリルに続いて史上3頭目の快挙だった。
今年は3月の
金鯱賞から始動し、2年連続の参戦となった
大阪杯でクビ差2着に好走。今月11日の
香港カップがラストランになった。またレース後の15日には右前繋部浅屈腱炎が判明したと発表されていた。通算成績は15戦6勝。
(
JRAホームページより)