昨年の覇者(2)ティーズダンクを主役に指名する。今年も浦和では【2・1・1・0】。ホームでの強さは健在だ。前走、盛岡JBCスプリントでは4角最後方から強烈な末脚を披露。トップクラス相手に1秒差の6着と悲観する内容ではなかった。状態は高いレベルで安定しているとみていいだろう。勝負どころから進出を開始。連覇へのゴールに突き進む。

　アポロビビの逆転が怖い。JRAオープン勝ちがあり、能力は疑いようがない。転入初戦は笠松で2着。2カ月ぶりの実戦だったことを考えれば底力は十分に示した。叩いた今回は前進必至。前走でアポロビビに先着したルーチェドーロも圏内。充実顕著なスマイルウィも上位へ食い込む。

　▼アマネラクーン(小久保師)調教パターンを変え、疲れも取れていい状態で臨める。1番枠だが先行できる脚もあるので心配していない。

　▼ティーズダンク(水野師)前走は6着だったが末脚の伸びは良かった。最終追い切りを含め、このレースに向けていい調整ができた。連覇を期待している。

　▼スマイルウィ(張田師)普段はおとなしいが、この中間は珍しく気合が入っている。歩様もいい。いい競馬を期待している。

　▼ルーチェドーロ(池田師)状態は変わらずいい。ただ左回りでは結果が出ていないので、その辺がどうか。浦和で使った時(3走前)よりも状態は上がっているし、この距離で南関東同士ならチャンスある。

　▼アポロビビ(小久保師)前走は(転入初戦で)手探り状態の上、初めての1周競馬。2回目で型通りに良くなっており変身期待。

　▼ジョーグランツ(小久保師)格上挑戦だが状態はいい。頑張ってほしい。

　▼キャッスルトップ(渋谷師)追い切りの動きが良かったようにいい状態で送り出せる。前走で1000メートルを使ったのが、いい刺激になれば。変わり身を見せてほしい。

　▼サルサディオーネ(堀師)前走は気負いすぎたのが敗因。55キロ魅力だし、いい状態はキープできている。力を出し切れれば楽しみ。

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スポニチ