12月25日に中山競馬場で行われる
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。好メンバーが集まり、正に1年の総決算と呼ぶにふさわしいレースとなりそうだ。
今回は過去10年の勝ち馬について見ていきたい。時代を彩ったそうそうたるメンバーの名前が並ぶが、各馬の前走について見てみると興味深いデータが浮かび上がった。
【
有馬記念勝ち馬の前走】
2021年:
エフフォーリア・
天皇賞(秋)1着
2020年:
クロノジェネシス・
天皇賞(秋)3着
2019年:
リスグラシュー・
コックスプレート1着
2018年:
ブラストワンピース・
菊花賞4着
2017年:
キタサンブラック・
ジャパンC3着
2016年:
サトノダイヤモンド・
菊花賞1着
2015年:
ゴールドアクター・
アルゼンチン共和国杯1着
2014年:
ジェンティルドンナ・
ジャパンC4着
2013年:
オルフェーヴル・
凱旋門賞2着
2012年:
ゴールドシップ・
菊花賞1着
ご覧のように、過去10年の勝ち馬全てが前走で4着以内という結果を収めていた。前走が海外でも同様で、
リスグラシューと
オルフェーヴルがこれに該当している。
今年の出走メンバー16頭のうち前走が4着以内だったのは、
アカイイト、
イクイノックス、
ジェラルディーナ、
ジャスティンパレス、
ブレークアップ、
ボルドグフーシュ、
ヴェラアズールの7頭と、半分を割っている。
上位人気が予想される
タイトルホルダーと
エフフォーリアは、前走がそれぞれ
凱旋門賞11着と
宝塚記念6着。過去10年の傾向に照らし合わせれば、今回は難しい一戦となりそうだ。