12月25日に中山競馬場で行われる
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。今年の古馬王道GIの勝ち馬が全て出走するなど、まさに1年の総決算と呼ぶにふさわしいレースとなりそうだ。
先日、漫才の頂上決戦・『M-1
グランプリ』が開催され、
ウエストランドが王者に輝いた。M-1
グランプリは2001年から2010年、2015年から今年までで計18回開催されている。その間、吉本興業に所属していないコンビが優勝したのは、2002・2004・2007・2021・2022の5回のみ。今年を除くこの4年の
有馬記念について見てみると、いずれの年も人気薄の馬が激走していることが分かった。
上記の年で、単勝20倍以上かつ3着以内に入った馬は以下の通り。
※馬名(着順/単勝人気順・単勝オッズ)
2002年:
タップダンスシチー(2着/13人・86.3倍)、
コイントス(3着/8人・29.2倍)
2004年:
シルクフェイマス(3着/9人・27.3倍)
2007年:
マツリダゴッホ(1着/9人・52.3倍)
2021年:
ディープボンド(2着/5人・20.9倍)
ご覧のように、すべての年で単勝20倍以上の伏兵馬が好走している。特に2007年は、2着に5番人気
ダイワスカーレット、3着に6番人気
ダイワメジャーが入り、3連単は80万円超えの大波乱となった。
吉本興業に所属していない
ウエストランドがM-1を制した2022年。今年の
有馬記念も、伏兵馬の激走に期待ができるかもしれない。