今週は暮れの大一番・
有馬記念(GI)が行われます。
昨年は、当時3歳だった
エフフォーリアが1番人気に応えて優勝。毎年のように豪華メンバーが揃うレースですが、今年は昨年以上の面子が集まりそうです。
中でも注目は、3歳馬の
イクイノックス。今年の3歳馬はレベルが高いと言われていますが、それを証明するかのように
天皇賞(秋)(GI)を勝利しています。
古馬の代表格としては、
タイトルホルダーもいます。こちらは前走の
凱旋門賞で11着と惨敗を喫していますが、日本の馬場であれば能力上位は確実といえます。
その他にも
ジャパンC(GI)で初GI制覇を果たした
ヴェラアズールや
エリザベス女王杯(GI)を制している
ジェラルディーナなど、見事に路線が分かれており見極めの難しいレースですがAIはどのような判断を下したのでしょうか…。それでは、早速ですがAIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆中山コースでも豪脚一閃
今週の
有馬記念でAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想される
イクイノックスでした。
本馬はデビューから2連勝で、出世レースである東京スポーツ杯2歳S(GII)を制覇。クラシック戦線でも、
皐月賞(GI)、
日本ダービー(GI)でともに2着になるなど、世代
トップレベルの能力を見せてきました。
古馬との初対戦となった前走の
天皇賞(秋)では、
パンサラッサ、
ジャックドール、
シャフリヤールといった有力馬を撃破。上がり32.7秒という驚異の末脚で差し切ったのは、記憶に新しいところでしょう。
有馬記念は、3歳馬にとって斤量面での恩恵もあり有利なレース。
ボルドグフーシュ、
ジャスティンパレスと他にも2頭の3歳馬が出走しますが、クラシックでの対戦からは能力に大きな差がありそうです。
枠的にも外過ぎない9番で、鞍上は
C.ルメール騎手。過去10年の
有馬記念で9回騎乗して[1-3-2-3]と好相性を示しており、中山コースでも豪脚一閃の末脚を引き出してくれることに期待したいところです。
(netkeiba編集部)