◇J・G1
中山大障害(2022年12月24日 中山障害4100メートル)
希代の名ジャンパー、
オジュウチョウサン(牡11=和田正)が、完全燃焼の6着で現役生活に別れを告げた。
13年にデビュー。通算40戦で引退レースとなった
中山大障害は勝利は届かなかったものの、大きな拍手を浴びて完走。最後まで全力を尽くした。
苦楽を共にしてきた石神は、「枠順が良かったので、スタートしていいポジションを取れた。コース取りも良かったが、大生け垣を飛んでいつもより手応えがなかった。ただ、“もう頑張らなくていいんだよ”と思っていたが、馬は最後まで諦めていなかった」とラストランを振り返った。
相棒は通算40戦の競走生活を終えた。「馬場入りの拍手もそうだが、本当にたくさんの人に応援してもらっていると感じた。レース前からウルっときました」とした石神は、「ケガや何かあったら嫌だと思っていたのでホっとしている。これでオジュウの人生が終わったわけではないので、余生を無事に過ごして欲しい」と話した。
スポニチ