12月25日に行われる第67回
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。
有馬記念は競馬ファンだけでなく、普段競馬をやらない人も馬券を買って楽しむことが多い年末の風物詩です。そこで、競馬に馴染みのない人にも楽しめるように、さまざまなデータをご用意いたしました。
有馬記念で初めて馬券を購入される方も、熱狂的な競馬ファンの方も、よろしければ参考にしてみてください。(※データは過去66回を参照)
【枠番】
内枠が強い印象がある
有馬記念だが、実は最も勝ち馬を出しているのが5枠の12回。その次に11回の4枠が続いている。逆に最も少ないのは6枠の5回で、次点に7枠の6回と続く。また、意外にも8枠は8回優勝馬を出しており、イメージよりも外枠不利とは言えないようだ。
【馬番】
枠順抽選会で大外枠を引き当てた関係者が苦笑いするシーンは、もはや競馬ファンにはお馴染みの光景。やはりというべきか、過去66回でまったく優勝馬が出ていないのが大外の16番だ(フルゲートは23回)。逆に、最も多く優勝馬を輩出しているのは3番で10頭が優勝している。以下、6番・10番の7頭、4番の6頭と続く。
【馬齢】
4歳馬が26勝でトップに立ち、3歳馬が20勝で続く。5歳馬も16勝と健闘しており、逆に6歳以上は4勝のみと厳しい結果になっている。最高齢の勝利は1970年
スピードシンボリの7歳で、8歳以上の勝利は過去に一度もない。
【人気】
1番人気が26勝で最多となっている。続いて2番人気と4番人気が10勝をあげている。4番人気はドラマティックな勝利が多く、1990年
オグリキャップのラストランや「奇跡の復活劇」といわれた1993年の
トウカイテイオーなどが該当。あの
ディープインパクトを破った2005年
ハーツクライも4番人気での勝利だった。
【馬名の文字数】
こちらは7文字の馬名の馬が20勝と最多。直近では、昨年の
エフフォーリアや2019年の
リスグラシューが該当する。今年は前述の
エフフォーリアや、1番人気が予想される
イクイノックスなど7頭が7文字馬名。
【干支】
有馬記念が創設された1956年以降、寅年は過去に5回。優勝馬は、1962年
オンスロート、1974年
タニノチカラ、1986年
ダイナガリバー、1998年
グラスワンダー、2010年
ヴィクトワールピサ。興味深いことに9頭立てだった1974年を除いて、4回とも2ケタ人気の馬が3着以内に入っていた。寅年の
有馬記念は荒れる傾向にあるようだ。
【
クリスマス】
今年の
有馬記念は12月25日と、
クリスマス当日に行われる。過去の
クリスマス有馬は2016年、2011年、2005年、1994年、1988年、1983年、1966年の7回。この内、2005年と1966年を除く5回で3歳馬が勝利。他の2年も3着以内に3歳馬が入っており、
クリスマスデーの
有馬記念は3歳馬が好調のようだ。
ここまでさまざまなデータをご紹介してきましたが、どのデータを信じるかはアナタ次第。2022年総決算のゲートは12月25日15時25分スタート!