障害絶対王者としてJG1を9勝という史上最多記録を打ち立て、12月24日のラストラン、
中山大障害を6着で走り抜いた
オジュウチョウサン(牡11歳、美浦・
和田正一郎厩舎、
父ステイゴールド)が25日、激闘から一夜明けて元気な姿を見せた。レース後に美浦トレセンに帰厩して、厩舎周りで軽めの運動を行った。
担当の長沼昭利厩務員から好物の
ニンジンを与えられると、馬房内で穏やかな様子で食べた。長沼厩務員は「思ったよりもダメージがなさそうで、朝一番のごあいさつが、馬屋で立ち上がったくらい元気いっぱいだね。いつものレース後の
オジュウチョウサンよりも元気かな(笑い)。ケガなく、無事に走り終えられたのが何よりだね」と、優しい表情でねぎらった。今後は12月27日に千葉・和田牧場に移動して疲労を取り、年明けの1月10日頃に北海道・平取町の坂東牧場に向かう。
スポーツ報知