12月28日に中山競馬場で行われる
ホープフルステークス(2歳・GI・芝2000m)について、GIに昇格した過去5年の枠順データから検証していく。
枠別では最多となる3度の馬券絡みが2枠と4枠。反対に3枠、7枠、8枠は馬券絡みが1回と最少の数字である。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】0-1-1-4/6 連対率16.7% 複勝率33.0%
【2枠】1-0-2-5/8 連対率12.5% 複勝率37.5%
【3枠】1-0-0-7/8 連対率12.5% 複勝率12.5%
【4枠】2-1-0-7/10 連対率30.0% 複勝率30.0%
【5枠】0-1-1-8/10 連対率10.0% 複勝率20.0%
【6枠】1-1-0-8/10 連対率20.0% 複勝率20.0%
【7枠】0-0-1-9/10 連対率0.0% 複勝率10.0%
【8枠】0-1-0-10/11 連対率9.1% 複勝率9.1%
最多勝利の枠番は「4枠」で【2-1-0-7】の2勝。2018年の
サートゥルナーリアと、2017年の
タイムフライヤーである。「2枠」は2019年1着
コントレイル、2020年2着
ヨーホーレイク、2021年3着
ラーグルフと3年連続で複勝圏内に入っている。
注目すべきは外枠が不利な傾向。「7枠」が【0-0-1-9】で連対した馬はおらず、馬番「11番」以降の勝ち馬は0。複勝圏内に入ったのは2017年2着8枠15番
ジャンダルム、3着7枠13番
ステイフーリッシュの2頭のみである。今年の8枠18番は人気が予想される
ミッキーカプチーノ。まだ7枠、8枠の外枠に人気馬が入ったケースが少ないので、どのような結果となるか注目したい。