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ホープフルS・G1」(28日、中山)
今年最後のJRA・G1を制したのは、14番人気の超伏兵
ドゥラエレーデ。短期免許で来日したムルザバエフにとって、うれしいJRA・G1初タイトルとなった。
横山典騎乗の
トップナイフが逃げて前半5Fの通過は61秒5。淡々とした流れの中、逃げ馬をマークする形で運び、4角手前からスパートをかけた。最後は鼻差の接戦を制し、ムルザバエフは「ドイツでも初めてG1を勝った時はうれしかったけど、こうして日本で初めてG1を勝ててうれしい。勝った瞬間は分からなかったが、きょうは他のレースの成績があまり良くなかったので、最後にこういう形で締めくくれて良かったです」と笑顔で語った。同馬は1勝馬で未勝利戦をダートで勝っているが、芝での初勝利がG1の舞台となった。
勝ちタイムは2分1秒5。2着は7番人気
トップナイフ、3着には6番人気
キングズレインが入り、3連単は246万6010円と大波乱の結末となった。
提供:デイリースポーツ