2022年も幾多の名勝負が繰り広げられた
JRA・GI。ここでは秋GIの開幕を告げた
スプリンターズSから最終日を飾った
ホープフルSまでを振り返る。
■10月2日
スプリンターズS(中山・芝1200m)
優勝馬:
ジャンダルム(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)
競り合う前2頭を見る3番手に付けた
荻野極騎手騎乗の8番人気
ジャンダルムが、直線で先頭に立って押し切り、間を割って追い込んだ7番人気
ウインマーベル(牡3、美浦・
深山雅史厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒8(良)。
■10月16日
秋華賞(阪神・芝2000m)
優勝馬:
スタニングローズ(牝3、栗東・
高野友和厩舎)
好位の後ろでレースを進めた
坂井瑠星騎手騎乗の3番人気
スタニングローズが、ゴール前で先頭に立って押し切り、中団追走から追い込んだ2番人気
ナミュール(牝3、栗東・
高野友和厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒6(良)。
■10月23日
菊花賞(阪神・芝3000m)
優勝馬:
アスクビクターモア(牡3、美浦・
田村康仁厩舎)
逃げ馬から離れた2番手に付けた
田辺裕信騎手騎乗の2番人気
アスクビクターモアが、2周目3・4コーナー中間で先頭に立って後続を引き離し、ゴール前で迫った7番人気
ボルドグフーシュ(牡3、栗東・
宮本博厩舎)をハナ差振り切って優勝した。勝ちタイムは3分02秒4(良、コースレコード)。
■10月30日
天皇賞・秋(東京・芝2000m)
優勝馬:
イクイノックス(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)
中団後方でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
イクイノックスが、直線で外から追い込み、大逃げから粘り込みを図った7番人気
パンサラッサ(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)をゴール前で差し切って、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。
■11月13日
エリザベス女王杯(阪神・芝2200m)
優勝馬:
ジェラルディーナ(牝4、栗東・
斉藤崇史厩舎)
中団後方から外を回って進出したC.デムーロ騎手騎乗の4番人気
ジェラルディーナが、直線で追い込みを決めて優勝した。勝ちタイムは2分13秒0(重)。
■11月20日
マイルCS(阪神・芝1600m)
優勝馬:
セリフォス(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)
後方で脚を溜めていった
D.レーン騎手騎乗の6番人気
セリフォスが、直線で大外から一気に各馬を交わし、間を割って伸びた8番人気
ダノンザキッド(牡4、栗東・安田隆行厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒5(良)。
■11月27日
ジャパンC(東京・芝2400m)
優勝馬:
ヴェラアズール(牡5、栗東・
渡辺薫彦厩舎)
中団でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の3番人気
ヴェラアズールが、直線で馬群を割って追い込みを決め、外から追い込んだ1番人気
シャフリヤール(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒7(良)。
■12月4日 チャンピオンズC(中京・ダ1800m)
優勝馬:
ジュンライトボルト(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)
中団後方からレースを進めた
石川裕紀人騎手騎乗の3番人気
ジュンライトボルトが、直線半ばで進路を見出してから鋭く追い込み、抜け出していた4番人気
クラウンプライド(牡3、栗東・
新谷功一厩舎)をゴール寸前で差し切って、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒9(良)。
■12月11日 阪神JF(阪神・芝1600m)
優勝馬:
リバティアイランド(牝2、栗東・
中内田充正厩舎)
中団に付けた
川田将雅騎手騎乗の1番人気
リバティアイランドが、直線で外から各馬を差し切り、内から伸びた12番人気
シンリョクカ(牝2、美浦・
竹内正洋厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒1(良)。
■12月18日
朝日杯FS(阪神・芝1600m)
優勝馬:
ドルチェモア(牡2、栗東・
須貝尚介厩舎)
好位のインに控えた
坂井瑠星騎手騎乗の1番人気
ドルチェモアが、残り200mを切って先頭に立ち、外から迫る2番人気
ダノンタッチダウン(牡2、栗東・安田隆行厩舎)と3番人気
レイベリング(牡2、美浦・
鹿戸雄一厩舎)を振り切って優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(良)。
■12月24日
中山大障害(中山・障害4100m)
優勝馬:
ニシノデイジー(牡6、美浦・
高木登厩舎)
序盤は後方で障害を飛越していった
五十嵐雄祐騎手騎乗の5番人気
ニシノデイジーが、2度目の襷コースから進出。最終周回に入ると先頭に立って後続を引き離していき、最後は2着の2番人気
ゼノヴァース(牡5、栗東・
小林真也厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分45秒9(良)。
■12月25日
有馬記念(中山・芝2500m)
優勝馬:
イクイノックス(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)
中団を追走した
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
イクイノックスが、最終4コーナーで馬なりのまま先団まで進出。直線に入ると先頭に立って後続を突き放し、捲って追い込んだ6番人気
ボルドグフーシュ(牡3、栗東・
宮本博厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分32秒4(良)。
■12月28日
ホープフルS(中山・芝2000m)
優勝馬:
ドゥラエレーデ(牡2、栗東・
池添学厩舎)
2番手を追走したB.ムルザバエフ騎手騎乗の14番人気
ドゥラエレーデが、逃げ粘る7番人気
トップナイフ(牡2、栗東・
昆貢厩舎)との叩き合いを制し、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒5(良)。