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【フェアリーS展望】波乱必至の3歳牝馬戦、近年の好走傾向とは

  • 2023年01月06日(金) 12時30分
 阪神JFの直後の一戦ということで、2歳時から重賞で活躍していた馬が参戦してくることは多くない。1勝クラスとも大差のないメンバー構成になることが通例だ。適性や力関係が読みにくく、二桁人気馬は過去10年で3勝しており、2着も2回ある。

1.距離延長は苦戦

 過去10回で、前走1600m未満の距離を使われていた馬は[1-1-3-44]で複勝率10.2%。人気どころでも、昨年はスクルトゥーラが4番人気で6着、20年はアヌラーダプラが1番人気で6着、17年にはキャスパリーグが2番人気で12着に敗れている。

2.関西馬は割引が必要

 関西馬の勝利は09年のジェルミナルが最後。以降は、10年のテイラーバートンが3着、13年のイリュミナンスが4着、16年のリセエンヌが7着、19年のアクアミラビリスは5着、21年のテンハッピーローズが4着と、1番人気に推された馬でもことごとく人気を裏切る結果となっている。関西馬は長距離遠征のハンデに加えて、中山が初コースになることも多いため、一枚割り引いて考える必要がある。

3.近年は差し優勢

 以前は逃げた人気薄が波乱を演出することも多かったレースだが、近年は差し馬の台頭の方が目立つ。例えば、昨年は4角10番手の馬が1・3着に好走し、21年は4角7・10・14番手の馬が3着内に台頭した。

 ヒップホップソウルは9月に今回と同舞台の新馬戦を4馬身差で圧勝しており、コース適性がありそう。前走のベゴニア賞では2着だったが、自身の走りとしては良化を見せており、3戦目、コース替わりでさらに前進を期待できそう。

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