新春の中山にバシュロ旋風が吹き荒れた。初の短期免許を取得し、5日から騎乗を開始したフランスのテオ・バシュロ(30)が初日から大暴れだ。
まずは2R(ダート1800メートル)を5番人気
プレミアペガサスで制し、短期免許での初騎乗初Vを達成。海外でも経験の少ないダート競馬に難なく対応した。続く芝2000メートルの6Rを2番人気
アヴニールドブリエ、さらにダート1200メートルの8Rを1番人気
スズカコテキタイで制した。
全て異なるコースで1日3勝の荒稼ぎ。バシュロは祝福の嵐に、覚えたての日本語で「
アリガトウゴザイマス」と一礼。「日本に来るのが夢だった。初日から3勝もできて、とてもうれしいし感謝しています。これからもっと頑張ります」と白い歯を見せた。バシュロは初来日だった昨夏の札幌WASJ第4戦を勝っており、これで
JRA通算4勝目。短期免許は2月28日まで。フランスからやって来た新星。どこまで白星を量産するか注目だ。
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