中山、中京の2場開催、2鞍が組まれた新馬戦。外厩別ではノーザン
ファーム天栄、
ヒイラギawajiが幸先のいい1勝を挙げた。
【1月5日・中山3R、3歳新馬、ダート1800メートル、良馬場=16頭立て】
◆
フェブルウス(牡、美浦・
上原博之厩舎、父
カレンブラックヒル、
母マトリョーシカ、母の
父クロフネ)464キロ、馬主=G1レーシング、生産牧場=ノーザン
ファーム
【血統】
キャプテンスティーヴ産駒の祖
母アイスドールは6勝馬で、
クイーン賞3着がある。この系統からは
JBC2歳優駿勝ち馬の
アイスジャイアント(牡、父
ダンカーク)が出ている。
【レースVTR】スタートを出していって5番手につけた。3、4角で早くもムチが飛ぶなど集中力を欠く場面もあったが、直線に入って追われると反応。前を行っていた
トウショウリッジが外に逸走する形になっても、動揺することなく伸びて後続に2馬身半差をつけた。勝ち時計は1分57秒1。2着に10番人気の
ルルシュシュ、3着に
トウショウリッジが続き、3連単は64万9440円の高配当だった。
【コメント】
木幡巧也騎手「スタートは出てくれてはいるけど気があるわけではなくて、3、4角もたたいて行く感じだった。上の反応には応えてくれているけど、もう少し集中して走ってくれればしまいはもっと脚を使える。最後もふらふらして遊んでいたし、前向きさが出てくれれば。センス自体はあるので」
【将来性】★★★
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
フェブルウス ◇5日中山3Rダ1800(ノーザン
ファーム天栄)
ヒメナデシコ ◇5日中京5R芝2000(
ヒイラギawaji)
【2022年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 山元トレーニングセンター 35勝(30・7%)
2 ノーザン
ファーム天栄 30勝(28・7%)
3 ノーザン
ファームしがらき 27勝(30・6%)
4 チャンピオンヒルズ 26勝(23・3%)
5 グリーンウッド・トレーニング 16勝(26・1%)
6 宇治田原優駿ステーブル 10勝(13・9%)
7 吉澤ステーブルWEST 9勝(17・3%)
8 大山ヒルズ 9勝(21・3%)
9 松風馬事センター 7勝(14・7%)
10 ノーザン
ファーム空港 7勝(50・0%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ
スポーツ報知