この舞台で走るのを待っていた。日曜中山7Rの4歳以上1勝クラス(ダ1800m)は
バーリンギャップ(牝4、美浦・
萩原清厩舎)を狙い撃ちだ。
昇級後の2戦は東京ダ1600mで9着、新潟ダ1800mで7着と至って平凡。しかし、レースをよくよく振り返ると、どうも左回りは走りがぎこちない印象。また、休み休みでしか使えていないようにトモに弱いところがあって、いい頃の出来にはなかった感じもある。ならば、参考外としてもいいだろう。
もともとのポテンシャルは相当に高い。昨年2月には今回と同じ中山ダ1800mの3歳未勝利で1秒7差の圧勝。しかも当日の4歳以上1勝クラスを0秒4も上回る好時計だった。付け加えれば15年の
金鯱賞を制した
ミトラを筆頭に、
JRAでデビューしたきょうだい10頭が全て勝ち上がっている血統も一級品。ここ2戦で見限るのはあまりにも惜しい。
今回は未勝利を圧勝した中山ダ1800mへの舞台替わり。しかも牝馬限定戦だから、陣営も狙いすました感がある。何が何でも結果を出したい一戦だ。