22年度
JRA賞受賞馬選考委員会が10日に行われ、各受賞馬が発表された。
年度代表馬には
イクイノックスが選出された。記者投票総数288票中282票を獲得し、得票率は97.9%。前年度の
エフフォーリア(93.6%)を上回る文句なしの選出となった。同馬は
最優秀3歳牡馬とのW受賞。
春は
皐月賞、ダービーと2着惜敗で涙をのんだが、悔しさを糧に臨んだ秋に大躍進。
天皇賞・秋では大逃げ
パンサラッサを、絶望的な位置から差し切ってG1初制覇。競馬史に残る名勝負と称賛された。
有馬記念では
年度代表馬の有力なラ
イバルだった
タイトルホルダーなど6頭のG1ホースを一蹴する完勝。年間4戦して1度も連対を外さなかった安定感も評価された。
▼馬主・シルクレーシング米本昌史代表 このたびは名誉ある賞に選出いただき、誠にありがとうございました。
イクイノックスは昨年のどのレースでも成長を感じさせてくれ、また、凄いパフォーマンスを発揮してくれたと思います。特に印象的だったのは、直線鋭く伸びた
天皇賞・秋と4コーナーから手応え抜群で直線抜け出した
有馬記念でした。まだまだ成長過程にあるかと思いますので今年の活躍も楽しみです。ここまでお世話になっております厩舎および牧場関係者の皆さま、いつも応援いただいているファンの皆さまに、この場を借りてお礼申し上げます。
▼
木村哲也師 このたびは
年度代表馬という名誉ある賞をいただけて光栄です。これもひとえに馬主、厩舎スタッフをはじめ、関係者の皆さまに支えていただき、また、ファンの皆さまに背中を押していただき、受賞することができたものと思います。皆さま、どうもありがとうございました。
▼
クリストフ・ルメール騎手
イクイノックスは昨年1年間でだんだんと良くなり、特に秋からは大人になって
天皇賞・秋、
有馬記念と素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。今年も凄く楽しみです。
スポニチ