21年の
エリザベス女王杯を制した
アカイイト(牝6歳、栗東・中竹)が引退することが11日、分かった。中竹師が明かした。今後は北海道のサンデーヒルズで繁殖馬となる予定。昨年の
有馬記念(15着)がラストランとなった。
中竹師は「年明けにもう一度使って繁殖にというプランもあったけど、
有馬記念の疲れが抜け切れていなかった。不完全な状態では出せないし、オーナーと相談して早めに決断しました」と説明。「牝馬には感じられないような立派な威圧感がありましたね」と振り返り、「基礎牝馬(※1)になるような馬だと思っています」と、繁殖馬としての今後の活躍に期待を込めた。
※1 同じ牝系に属するグループから多くの優秀な馬が輩出されている場合、そのファミリーの原点となった牝馬のことをいう。
提供:デイリースポーツ