「
京成杯・G3」(15日、中山)
今、美浦で最もホットな
ナイスガイだ。初の短期免許を取得して来日中のテオ・バシュロ騎手(30)=フランス。新年のあいさつ代わりとばかりに、5日の中山競馬でいきなり3勝の固め打ちを決めてみせた。「クリストフ(ルメール)から『いろんな国で乗っているのだから、普段通りに乗れば大丈夫。スタートだけ気を付けて』とアド
バイスを受けました。それでも、なかなか勝つのは難しいですね」と貪欲にVを目指している。
プライベートでは日本を満喫しているという。「ラーメン・イズ・グッド!ワギュウ・イズ・ワンダフル!!」。さらにスマホを取り出すと、自ら撮影した新宿
ネオン街の風景を記者たちに見せて「写真家になれると思うでしょ?」と笑った。
「日本には素晴らしい騎手がいます。ユタカ・タケはレジェンドだし、クリストフやヨコヤマ・
タケシ。(松岡)マサミは
ナイスガイ。あとカワダサンはネッケツ(熱血)!」。こんなに早く日本語を使いこなす外国人騎手はそういない。
京成杯には
シルヴァーデュークに騎乗。新春の“バシュロ旋風”に乗り、JRA重賞初Vまで決めるか。
提供:デイリースポーツ