現地時間15日、アメリカのサンタ
アニタパーク競馬場でG3・ラカナダステークス(4歳上牝・ダート8.5ハロン)が行われ、
木村和士騎手騎乗の
カーステンボッシュが勝利をおさめた。現地時間16日、米競馬
メディア『Blood Horse』が報じている。
道中は3番手から進んだ
カーステンボッシュが、米殿堂入りジョッキーのJ.ヴェラスケス騎手が手綱を執るガ
ナドラをを猛追し、激しい叩き合いを制して、勝利を掴んだ。勝ちタイムは1分44秒19。
レース後、木村騎手は「(この勝利は)すごいことです。この調子をキープしていきたい」とコメント。「チャンスがあればそれに応えたい。今日は重賞でチャンスがあったが、もっとこのような機会が巡ってきてほしい」と意気込みを語った。
カーステンボッシュは、父は
Midnight Lute、
母Llandudno、母の
父Belong to Meという血統の4歳牝馬。6戦無敗で引退した
フライトライン(
Flightline)を手がけた、アメリカのJ.サドラー厩舎所属である。前走のラブレアS(米G1)では、木村騎手とのコンビで3着に好走。通算成績は10戦3勝。
木村騎手は1999年9月6日生まれの23歳。北海道浦河町出身。2018年にカナダの騎手免許を取得。2019年度は北米の年度代表表彰『エクリプス賞』の最優秀見習騎手賞を受賞した。2021年度、2022年度には日本人初となるカナダのリーディングジョッキーに輝いている。