2番人気に支持された
スプリンターズSでは5着に終わった
ナムラクレア(栗東・
長谷川浩大厩舎)。その後は休養に充てて、昨年12月下旬に栗東へ帰厩している。次走は
シルクロードS(1月29日・中京芝1200m)を予定しており、今朝18日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCW。
浜中俊騎手が跨り、3歳未勝利を6F標識で2馬身ほど追走。道中の雰囲気は行きたがるようなところもなく、スムーズな追走。3歳3月にCWでの追い切りを2本消化しているが、その時に比べると、随分と落ち着いて走ることができているなあという印象。このあたりは今年に入って、CWでの追い切りが3本目という積み重ねも効果として現れているような気がする。
4コーナーあたりから少しずつ前との差を詰めて、ラスト1F標識までにじわじわと追いついてくる。相手もかなりしっかり動いたので、ゴールで大きく先着するということはなかったが、少しは
ナムラクレアが先着したかなという感じでフィニッシュした。
時計は6F80.9〜5F66.1〜4F51.5〜3F37.0〜2F23.1〜1F11.4秒。見た目だけでなく、実際のラップもきれいな加速を踏んでいるところが素晴らしい。ハンデ戦だけに何キロを背負うかといったところもあるが、調教内容は本当に充実している。
(取材・文:井内利彰)