◆第28回
シルクロードS・G3(1月29日、中京・芝1200メートル)1週前追い切り=1月18日、美浦トレセン
前走の
京阪杯・G3を1番人気で勝ち、重賞初勝利を挙げた
トウシンマカオ(牡4歳、美浦・
高柳瑞樹厩舎、父
ビッグアーサー)は、関西から
鮫島克駿騎手=栗東・フリー=が駆けつけて騎乗。
ヴォルケニック(4歳1勝クラス)、
ホウオウバーナード(3歳未勝利)との3頭併せで最先着した。
鞍上がしっかり手を動かすと、ダイナ
ミックなフォームで6ハロン82秒9―11秒4。抜群の推進力で格の違いを見せつけた。「体もボリュームアップして、体の余裕も感じたけど、それに伴って
パワーもつきました」と鮫島駿。まだ1週前で余裕残しだが、この日しっかり負荷をかけたことで仕上がりも進むはず。ラスト1ハロン11秒4の数字からも好調ぶりがうかがえる。
2走前のオ
パールSからコンビを組み、
シルクロードSが3戦目。「初戦のオ
パールSからこの子には絶対的な信頼もあるし、一番この子が走るのが速いと思って自信を持って僕も乗れる。今年はス
プリントのG1を使っていくと思うけど、主役を張れると思っているし、それに恥じない騎乗をしたい」と口にする。高柳瑞調教師も「まだ重さは感じるけど、しっかりやれたので、一段階上がるかなと思う。1200メートルはいい条件」と、順調な調整ぶりを伝えた。
スポーツ報知