18日、愛のA.オブライエン調教師が自身の管理馬の次走について言及。
ディープインパクト最終世代の1頭である
オーギュストロダン(Auguste Rodin、牡3・愛・A.オブライエン厩舎)は現地時間5月6日にニューマーケット競馬場で行われる2000ギニー(英G1)に向かう予定であると発表した。英競馬
メディア『Racing TV』が報じている。
オブライエン師は同馬について、「
オーギュストロダンはとてもいい馬だと思う」述べ、「彼は動きも頭もとても良く、3歳時にはもっと良い馬になるとずっと思っていたし、中距離もこなせると思うので、2000ギニーからスタートしてその後どうするかは考える」とコメントした。
オーギュストロダンは
父ディープインパクト、
母ロードデンドロン、母の
父Galileoという血統の愛国産馬。母はG1・3勝を挙げ、叔母には2019年の英チャンピオンS(英G1)をはじめG1を7勝した名牝
マジカル(
Magical)がいる。
2022年6月にデビューし、2戦目で勝利。続くチャンピオンズジュ
ベナイルS(愛G2)で重賞を初制覇すると、勢いのままフューチュリティT(英G1)も制して3連勝となった。通算成績は4戦3勝。
オブライエン師はこのインタビュー内で、
オーギュストロダンと同じ3歳馬で、前走のフェニックスS(愛G1)を7馬身差で圧勝して以来休養していたリトルビッグベアも、2000ギニーに向かうとした。昨年の
凱旋門賞に出走したG1・2勝馬
ルクセンブルクはタタソールズ
ゴールドカップ(愛G1)から、
プリンスオブウェールズS(英G1)を目標にすることを発表。他に、昨年のBCジュ
ベナイルフィリーズターフ(米G1)を制したメディテイトについても言及し、昨年の走りを振り返った。