08年の
菊花賞を制した
オウケンブルースリ(牡17)が昨シーズンをもって種牡馬を引退したことが20日、分かった。同日、繋養されていた北海道浦河町の
イーストスタッドから、同町内のうらかわ優駿ビレッジAERUに移動した。
イーストスタッドの佐古田直樹マネジャーは「一昨年、昨年と種付けがなく、年齢も重ねてきたので、オーナーと話し合って、このタイミングで種牡馬を引退することになりました。この馬を目当てに見学に来てくださるファンも多かったので、これからはAERUに会いにいっていただければ嬉しいです」と語った。
JRAで走った産駒は28頭と多くなかったが、その中から18年
共同通信杯を制した
オウケンムーン、ダートのオープンで活躍中の
ジャズブルースなどを輩出。佐古田
マネージャーは「産駒は少ないながらも走りましたし、これまでよく頑張ってくれたと思います」と労った。