1月29日に東京競馬場で行われる
根岸S(4歳上・GIII・ダ1400m)。
フェブラリーSの前哨戦となるこのレースに、
レモンポップや
ギルデッドミラーをはじめ16頭が出走する。今年一発目の東京重賞だが、傾向を掴むことで幸先の良いスタートに近づけるだろう。今回は、過去10年の脚質別成績を基に分析する。
データは以下の通り。
【逃げ】0-0-0-10/10 勝率0.0% 複勝率 0.0%
【先行】1-4-2-34/41 勝率2.4% 複勝率17.1%
【中団】5-4-3-44/56 勝率8.9% 複勝率21.4%
【後方】4-2-5-39/50 勝率8.0% 複勝率22.0%
逃げ馬は過去10年で馬券に絡んだのは0頭。先行馬は2022年の
ヘリオスをはじめ7頭が馬券に絡むも、1着となったのは2016年に出走した
モーニンのみである。
反対に中団や後方待機の馬は勝利数・複勝率共に高くなっており、このレースは“末脚”が重要だといえる。今年、近走の脚質から中団以降からのスタートになる可能性が高い馬は、
ギルデッドミラーや
タガノビューティー、
レディバグなど。さらに過去10年、勝ち馬全て上がり3Fのタイムは1〜3位となっており、決め手の有無が勝利を左右するだろう。