ハーツクライ産駒は迷わず買おう。
東京新聞杯(4歳上、GIII、東京芝1600m)は
シュリ(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)から目が離せない。
近年の
東京新聞杯は
ハーツクライ産駒を抜きに語れない。産駒初出走となった18年に
リスグラシュー(3番人気)が勝利すると、20年は
シャドウディーヴァ(6番人気)が2着。21年に
カテドラル(12番人気)が2着、
シャドウディーヴァ(3番人気)が3着となって大波乱を呼べば、昨年は
イルーシヴパンサー(4番人気)が快勝。ここまで1&2番人気の出走なしで[2-2-1-2]の勝率29%、複勝率71%は驚異的といえる。
シュリは20年のリゲルS、21年の
谷川岳Sとリステッド2勝の実力馬。前々走の
関屋記念が2着だから、展開次第で重賞でも通用する。休み明けだった前走の
京都金杯は8着だが、残り200mで一旦は抜け出すかの勢い。最後で甘くなったのは、レース間隔が空いていたためだろう。叩き2戦目の今回、出来は上がっているはず。父の後押しを受けて、高配当を演出しても驚けない。