前走、
香港スプリントで初の海外挑戦をした
ナランフレグ(牡7、美浦・
宗像義忠厩舎)は3月4日、中山競馬場での
オーシャンS(4歳上・GIII・芝1200m)で始動し、3月26日の
高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)で連覇に挑む。
ナランフレグは
父ゴールドアリュール、
母ケリーズビューティ、母の
父ブライアンズタイムという血統。
2018年、東京競馬場での2歳新馬戦でデビューし、上がり最速を叩き出して初陣を飾った。翌年には浜松S(3勝クラス)で、後続に2馬身半差をつけて快勝しオープン馬入り。初の重賞となった20年の
シルクロードSでは8番人気ながら、勝った
アウィルアウェイに対し0.1秒差の3着と好走した。
初のGIとなった22年の
高松宮記念は、8番人気と低評価だったものの直線で内から追い込み、
ロータスランドとの接戦を制してGI初制覇。
スプリンターズSでは出遅れがあったものの、上がり最速の末脚で3着に入った。通算成績は32戦6勝。