豪華布陣で今年も勝つ。牝馬クラシックの登竜門・
クイーンC(3歳牝、GIII、東京芝1600m)で圧倒的な強さを発揮しているのがノーザン
ファームの生産馬だ。昨年まで何と7連覇中。そして今年も有力馬を含む大挙9頭がエントリーしてきた。
大将格は
ドゥアイズだ。1勝馬とはいえ、
札幌2歳Sで2着、阪神JFで3着の実績は一枚上。ここで賞金を加算して、クラシックの出走を確実なものとしたい。対抗格は良血の
ウンブライル。新馬ともみじSで繰り出した末脚は一級品だけに、阪神JF15着からの巻き返しに期待したい。さらには先行力がある
モリアーナ、“金子血統”の
アスパルディーコ&
アップトゥミーも虎視眈々と上位をうかがっている。
近7年の勝ち馬のうち、16年
メジャーエンブレム、19年
クロノジェネシス、21年
アカイトリノムスメは後にGIを制し、名牝の座へと駆け上がった。今年はどの馬が出世切符を手にするのか、目が離せない一戦となる。
【ノーザン
ファームの7連覇】
16年
メジャーエンブレム17年
アドマイヤミヤビ18年
テトラドラクマ19年
クロノジェネシス20年
ミヤマザクラ21年
アカイトリノムスメ22年
プレサージュリフト