クラシックへの登竜門の
共同通信杯(3歳、GIII、東京芝1800m)は、
ダノンザタイガー(牡3、美浦・
国枝栄厩舎)が主役だ。
3戦1勝、2着2回の成績はそこまでのインパクトがないものの、将来性はピカイチだ。前走の東京スポーツ杯2歳Sも中団後ろから外を回しながら、しっかり伸びて首差の2着。勝った
ガストリックとは内外のコース取りの差が出ただけで、勝ちに等しい内容だった。迎える3歳初戦、1週前追い切りには川田騎手が美浦に駆けつけて騎乗。このことからも、この馬に対する陣営の期待の大きさが伝わってくる。
国枝厩舎と川田騎手のコンビは過去29戦で[8-4-2-15]の勝率28%、複勝率48%。しかし、重賞では4戦して21年
福島牝馬Sの
ドナアトラエンテ、
ダノンザタイガーの前走の2着が最高となっている。ここで重賞初制覇を決めて、春のクラシックに向かいたい。