◆第63回
きさらぎ賞・G3(2月5日、中京・芝2000メートル、良)
第63回
きさらぎ賞・G3は5日、中京競馬場で行われ、名牝
ディアドラの半弟
フリームファクシ(川田)が断然人気に応え、
ディープインパクト産駒最終世代の一頭、
オープンファイアを頭差で退け、3連勝で重賞初制覇を飾った。
わずかに届かなかった。隊列中央から出走馬で唯一となる上がり3ハロン33秒台の末脚で猛追した
オープンファイアは頭差2着。
シンザン記念の
ライトクオンタムに続く、
ディープインパクト産駒最終世代2頭目の重賞制覇はお預けとなった。
3週連続で追い切りに騎乗して臨んだムルザバエフは「改めてすごくいい馬だと感じた」と第一声。もう少し距離が長ければ差し切る手応えだったと強調し「せかさずに(成長を)ゆっくり見ていけば、すごい馬になる。2400メートルくらいが一番いいと思う」と将来性にお墨付きを与えた。
課題だった発馬や前半の行きっぷりは格段に進歩。斉藤崇調教師は「昨年の2戦に比べて、内容は大幅に良くなりました」と評価。春本番に向けて収穫を得た様子だった。
スポーツ報知