現地時間5日、G1・2勝馬
カントリーグラマー(
Country Grammer、牡6)が、2月25日に行われる
サウジカップ(G1・ダ2000m・1着賞金2000万米ドル)から、3月25日に行われるドバイワールドC(G1・ダ2000m・1着賞金696万米ドル)に向かうことが明らかになった。コンビを組むのはL.デットーリ騎手。同日、米競馬
メディア『Blood Horse』が報じている。
カントリーグラマーは、父
Tonalist、
母Arabian Song、
その父Forestryという血統の米国産馬。アメリカのB.バ
ファート調教師の管理馬である。
同馬を共同所有する
コモンウェルス・サラブレッドのC.チェンバーリン氏は「私たちはこの馬の調教にとてもわくわくしています。今までで一番いい状態だと思う。彼は6歳になってから本当に美しくなった」とコメント。
今回3度目のコンビとなるデットーリ騎手についても「
フランキーは
カントリーグラマーにぴったり」「馬を理解して素晴らしい仕事をしてくれた」と、2022年の
ドバイワールドカップ(首G1)と前走の
サンアントニオステークス(米G2)で、同馬を勝利に導いた名手を絶賛した。
カントリーグラマーは2019年10月にベルモントパーク競馬場で行われた未勝利戦でデビュー。2020年7月のピーターパンステークス(米G3)で初重賞制覇、2021年の
ハリウッドゴールドカップ(米G1)で初G1タイトルを獲得した。
2022年の
サウジカップ(沙G1)では2着となり、続く
ドバイワールドカップ(首G1)では
チュウワウィザードらを抑えて優勝。その後も大レースで好走を重ね、現在8戦連続連対中と安定した成績を誇っている。通算成績は14戦5勝。
現在、
サウジカップには日本から
パンサラッサ、
ジオグリフ、
ジュンライトボルト、
カフェファラオ、
ヴァンドギャルド、
クラウンプライドが出走予定となっている。