2月11日、東京競馬場で行われる
クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)。阪神JFで3着の好走を見せた
ドゥアイズ(牝3、栗東・
庄野靖志厩舎)が、同レースからGIのタイトルに向けて始動する。
ドゥアイズは父
ルーラーシップ、
母ローズマンブリッジ、母の
父ディープインパクトという血統。
2022年7月、札幌競馬場の2歳新馬戦でデビューし、ゴール前で内からの差し切りを決めて初戦白星。続く
コスモス賞では出遅れがあったものの、道中はしっかり先団につけて2着に入った。初重賞となった
札幌2歳Sでは、デビュー戦で同走だった
ドゥーラとの競り合いに敗れるも、後続の追い上げは退けて2着と好走。
3カ月の休養を挟んで迎えた前走は阪神JFでGI初挑戦。出脚鈍く道中は後ろ目に位置取るも直線で内に入っていき、最後は末脚を発揮して2着の
シンリョクカにクビ差にまで迫り3着だった。通算成績は4戦1勝。
これまで出遅れがあっても上位に食い込む走りは世代トップクラスの証。持ち前の末脚で数々の名牝を生んだ出世レースを制し、飛躍への一歩としたい。