東京11Rの第58回デイリー杯
クイーンカップ(3歳GIII・牝馬・芝1600m)は6番人気
ハーパー(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒1(稍重)。クビ差の2着に2番人気
ドゥアイズ、さらにハナ差の3着に3番人気
モリアーナが入った。
ハーパーは栗東・
友道康夫厩舎の3歳牝馬で、
父ハーツクライ、
母セレスタ(母の
父Jump Start)。通算成績は3戦2勝。
レース後のコメント
1着
ハーパー(
川田将雅騎手)
「前半からずっと良い形にはならず、苦しい形で進んでいく道中だったので、ちょっと馬にはストレスが大きいレースになったと思います。素質は高い馬ですが、まだ体が幼く、精神的にも幼く、最後もしっかりと何とか動かしきって、動いてもらっている現状なので、これからもっと良くなってくれる馬だと思っています。
まずは、この1600mをしっかりと勝つことができましたし、
桜花賞に無事に向かっていけると思います。そのなかで、体の成長と精神の成長が伴えば、もうひとつ良い走りができると思います。
(自身は2週連続の重賞制覇、今年の重賞3勝目で)僕は本当に良い馬に乗せていただいていますので、こうやって結果を出すことができて何よりです」
(
友道康夫調教師)
「初めての輸送で、道中は3〜4コーナーでぶつけられながら、それでも最後まで頑張ってくれました。改めて能力を感じました。賞金加算できたことが大きいです。このあとは
桜花賞、
オークスに直行する予定です」
2着
ドゥアイズ(
吉田隼人騎手)
「東京マイルだとキレ負けすると思い、ポジションを取りにいきました。並ぶところまでいきましたが、馬の感じからもう少し距離がある方が良いのかな、スタミナ勝負になった方が良いのかな、と思います」
3着
モリアーナ(
武藤雅騎手)
「前走はゲートを出て掛かっていたので、折り合いに気をつけていきました。コーナーまではスムーズでしたが、直線は逆にスムーズ過ぎて、勢いがなくなりました」
4着
イングランドアイズ(
横山和生騎手)
「
ハーパーの後ろにつけて、上手にマイルの競馬に対応してくれました。ただ、勝負どころで上ずった走りで、もう少し芯が入ってくれるといいですね。そこが課題です」
6着
ウンブライル(
C.ルメール騎手)
「道中、忙しかったです。ズブいです。ブリンカーが必要です」
ラジオNIKKEI