◇G2・
京都記念(2023年2月12日 阪神芝2200メートル)
復活を期した21年の
年度代表馬の
エフフォーリア(牡5=鹿戸)は、決勝線手前でまさかの競走中止となりゴールできなかった。
2番手を追走したものの、ずるずると後退し、直線を迎えるまでに後退。他の馬に関係なく、競走を中止し
横山武史が下馬。「積極的に行って良かったが…。(横山)武史も道中いい感じやったっと言っていた」と途中までは快調だったことを明かした鹿戸師は、「急に止まって心房細動みたい。仕方ないですね。これから見てきます」と話した。その後、
JRAから心房細動と発表された。
▼心房細動 心臓に異常な電気信号が起こり、心房が規則正しいリズムを失う不整脈の一種。競走馬がレース中に発症すると、血液を全身にうまく送り出せなくなるため、急激に失速する。人間の心房細動と異なり、全く異常のない競走馬がレース中に突如として発症し、特に治療を行なわなくても治癒するものがほとんど。
スポニチ