阪神11Rの第116回
京都記念(4歳以上GII・芝2200m)は1番人気
ドウデュース(
武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分10秒9(良)。3馬身半差の2着に6番人気
マテンロウレオ、さらにクビ差の3着に4番人気
プラダリアが入った。
ドウデュースは栗東・
友道康夫厩舎の4歳牡馬で、
父ハーツクライ、
母ダストアンドダイヤモンズ(母の
父Vindication)。通算成績は9戦5勝。
レース後のコメント
1着
ドウデュース(
武豊騎手)
「今日は
ドウデュースらしい走りが出来ました。状態はとても良かったです。この馬を知り尽くしているスタッフですし、いい状態でレースを迎えられました。ポジションは意識しませんでした。ただ前半は急がせない方がいいとは思いました。
休み明けなので折り合いは注意しました。2コーナーから向正面にかけて少し行きたがるところはありましたが、それだけ元気だということでしょう。勝負どころはこの馬らしい反応で今日はこの馬らしさが出せて良かったです。昨年のダービー馬ですしもう一度最強と言われる結果を出していきたいですね」
2着
マテンロウレオ(
昆貢調教師)
「頑張っています。ダービー馬との差も縮まってきていますし、成長を見せています」
3着
プラダリア(
池添謙一騎手)
「ペースが落ち着いたので、自然と位置が上がりました。道中は少し噛んでいましたが、流れには乗れていました。勝ち馬に一気にかわされて厳しくなりましたが、そこからしぶとく踏ん張ろうとして、力を見せてくれました。これからの成長に期待します」
4着
キングオブドラゴン(
岩田望来騎手)
「2番手でしたが、他馬が来たので位置が少し下がりましたが、前走と同じ競馬で集中して走っていました。4コーナーを良い手応えで回って、直線でスペースを見つけたら、しっかり伸びてくれました。このメンバーで4着に入ったのは大きいですね。重賞でも集中して走ればこれだけやれます。次が楽しみです」
5着
キラーアビリティ(B.ムルザバエフ騎手)
「ゲートを上手に出て、しっかりと折り合えました。道中は思い通りでした。向正面で他が動いていった中でも
リラックスして、脚を溜めることができました。しかし、いざ追っていくと伸びなかったのが不満です。もっとできるはずなのですが、一つずつ成長しているということなのでしょうか。敗因は分かりません」
6着
ウインマイティー(
和田竜二騎手)
「窮屈な所に入ってしまいました。流れも変でした。もう少しスムーズだったら良かったのですが、残念です」
9着
アフリカンゴールド(
国分恭介騎手)
「スタートは良かったのですが、外の2頭に先手を取られて位置取りが悪くなりました。それでも気を抜かずに走れました。調子もメンタルも良かったのですが、この馬の展開に持ち込めなかったのが敗因です」
11着
インプレス(
鮫島克駿騎手)
「
ドウデュースの真後ろにつけていましたが、いつのまにか置かれていました。手応えも怪しくなっていました。内回りでコーナーで外に流れるような素振りを見せていました。2勝、3勝クラスを勝ったばかりでこのメンバーとやれたのは良い経験になったと思います。相手がどれも強かったです」
12着
マイネルファンロン(
川須栄彦騎手)
「前半はこの馬のリズムで、勝負所でジワッと外から馬の気に合わせて上がって行けました。4コーナーから直線にかけて良い感じで上がって行けました。よく頑張っていますが、周りが強かったです」
ラジオNIKKEI