◆第116回
京都記念・G2(2月12日、阪神・芝2200メートル、良)
伝統の古馬重賞は13頭立てで争われ、1番人気の
日本ダービー馬
ドウデュース(牡4歳、栗東・
友道康夫厩舎、
父ハーツクライ)が
武豊騎手を背に、直線であっさりと抜け出し、快勝した。昨年の
凱旋門賞(19着)以来の始動戦で勝利を飾った。ダービー馬が
京都記念(1983年まで年2回実施)を勝つのは、1948年(春)の
マツミドリ以来、75年ぶり。
武豊騎手は2013年
トーセンラー以来の歴代最多タイ5勝目。勝ち時計は、2分10秒9。
3馬身半離れた2着は6番人気の
マテンロウレオ(
横山典弘騎手)、3着は4番人気の
プラダリア(
池添謙一騎手)が続いた。
2番人気の
エフフォーリア(
横山武史騎手)は道中2番手で進めたが最後の直線で馬群に沈み、ゴールまでたどり着くことなく鞍上が下馬、競走中止となった。心房細動を発症したと診断された。
岩田望来騎手(
キングオブドラゴン=4着)「番手のつもりだったが、馬が来たので後ろからに。前回同様に集中して走っていたし、4角もいい手応えで回ってきました。スペースがなかったのは残念ですが、このメンバーで4着は大きい。今後が楽しみです」
和田竜二騎手(
ウインマイティー=6着)「窮屈なところに入ってしまった。変な流れになってしまったし…。残念です」
坂井瑠星騎手(
ユニコーンライオン=7着)「自分のペースで行けました。強い馬を相手に頑張ってくれている」
橋田満調教師(
スカーフェイス=8着)「狭いところに入ってしまいましたが、最後は脚を使ってくれている」
国分恭介騎手(
アフリカンゴールド=9着)「スタートはよかったが、2頭に先手を取られた。最後まで頑張っているが、この馬の展開にならなかった」
松岡正海騎手(
ラストドラフト=10着)「4角で
ドウデュースの後ろにつけたが、追って今ひとつ。直線の推進力が課題」
鮫島克駿騎手(
インプレス=11着)「
ドウデュースの真後ろにつけたが、置かれてしまった。内回りのコーナーで少し流れるようなそぶり。でも、強い相手にいい経験になった」
川須栄彦騎手(
マイネルファンロン=12着)「4角まではいい感じで運べましたが…」
スポーツ報知