ダート重賞は
オルフェーヴル産駒に要注目!
フェブラリーS(4歳上、GI、東京ダ1600m)には
ショウナンナデシコ(牝6、栗東・
須貝尚介厩舎)と
ヘリオス(セン7、栗東・
西園正都厩舎)の2頭が参戦する。
オルフェーヴルは初年度産駒から
エポカドーロ、
ラッキーライラックと2頭のGI馬を輩出しながら、勝ち上がり率の低さなどがネックとなって、人気が低迷していた。しかしながら近年はダートで存在感を発揮しており、
マルシュロレーヌが米G1のBCディスタフ、
ウシュバテソーロが
東京大賞典と
川崎記念を制するなど、大物が続出。馬産地でも人気を取り戻している。
オルフェーヴル産駒が
フェブラリーSを勝利すると、20年
エリザベス女王杯の
ラッキーライラック以来の
JRAGI制覇となる。
ショウナンナデシコは昨年の
かしわ記念の覇者。このレースを含め、ダ1600mでは目下重賞3連勝中。昨秋以降は4連敗を喫しているが、得意の距離で一変があっていい。
一方の
ヘリオスはダート重賞で2着4回、3着1回の実力馬。前走の
根岸Sではハイペースを誘発して15着に大敗したが、昨秋の
南部杯では
カフェファラオからハナ差の2着に大健闘。ここでも勝ち負けになる力は秘めている。
現役時代の父同様、意外性に溢れる
オルフェーヴル産駒。ともに人気薄だからこそ、アッと驚く走りを見せてくれそうだ。