マイルCS、
香港カップと国内と海外のG1で2着が続いている
ダノンザキッド(栗東・安田隆行厩舎)。2月2日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩しており、今朝15日は次走予定の
中山記念(2月26日・中山芝1800m)に向けた1週前追い切りを行っている。
小雪の舞う中、
北村友一騎手を背に、CWへ入場。単走ではあったが、向正面に入り、6F標識を通過する時には15秒を切るラップ。3コーナーが一旦、ラップが遅くなる場面はあったものの、最後の直線に向く手前あたりから加速する体勢ができている。
そんなこともあって、最後の直線は実に鋭い伸び。ゴール前ではジョッキーが軽く促すような場面はあったものの、脚色一杯という感じはなく、むしろ余裕たっぷり。それでいて、11.2秒から11.1秒の最後の直線のフィニッシュ。力強さも素晴らしかった。
時計は6F80.8〜5F66.4〜4F51.8〜3F36.5〜2F22.3〜1F11.1秒。2F時計は2月14日の一番時計。昨年の
中山記念は1番人気に推されるも7着だったが、今年はちょっと違う。そう思いたくなる1週前の動きだった。
(取材・文:井内利彰)