高松宮記念の前哨戦。過去10回の
阪急杯勝ち馬で
高松宮記念に連戦した8頭のうち、4頭は本番でも連対しているように、本番と同距離(ここ3年に関しては同条件)で行われる
シルクロードSに劣らず、重要な前哨戦に位置付けられる。
1.前走も1400mの馬
過去10回で、前走も1400mだった馬は[3-5-3-33]で複勝率25.0%なのに対し、前走が1200mだった馬は[3-3-3-52]で複勝率14.8%、全祖61600mだった馬は[4-2-4-47]で複勝率17.5%。若干ではあるが、前走も1400mを走っていた馬の成績が良い。
2.今年初戦の馬に注目
過去10回で中9〜24週だった馬は[4-3-4-29]で複勝率27.5%。対して、中4〜8週の馬は[3-4-3-51]で複勝率17.7%、中3週以内の馬は[3-2-2-47]で複勝率13.0%。近年は間隔が空いている馬の好走率が高い。
3.前走後方待機組に妙味
前走位置取りのデータがない前走海外組を除き、過去10回で前走4角先頭だった馬は[1-0-0-7]で複勝回収率は17%。また、前走で4角5番手以内まで広げても[4-3-2-53]で複勝率14.5%、複勝回収率61%にとどまる。対して、前走4角7番手以下だった馬は[4-7-8-71]で複勝率21.1%、複勝回収率108%、10番手以下でみても[2-5-4-52]で、複勝率は17.5%だが複勝回収率は130%もある。
ルプリュフォールは前走の
阪神Cで13着に終わったが、直線で進路がなく不完全燃焼の内容だった。力負けとは言えず、ここで改めて期待したい。