フェブラリーSを制した
レモンポップ(牡5=田中博)は一夜明けた20日、美浦の自厩舎で静養した。田端助手は「さすがに肉体的にも精神的にも疲れていますね。短期間で2回続けてキツいレースをしましたし、一生懸命走る子なので。カイバはしっかり食べていますし、食欲は落ちていませんが、気持ちはだいぶ高ぶっています」と愛馬をねぎらった。
同助手は元南関東競馬のトラックマン。鞍上・
坂井瑠星の父・英光氏(大井の元騎手で現調教師)を取材していた間柄だ。「お父さんからもすぐに電話があって、喜んでくれました。瑠星騎手が乗るって決まってから、人の縁を感じましたし、流れが来ているなと思いました」と明かした。
今後は登録のある
ドバイゴールデンシャヒーン(3月25日、メイダン)を視野に調整される。「まだ出否は協議中です。馬の状態を見てですね。この馬はうちらが思っている以上のスーパーホース。まだまだ先が楽しみです」。G1初制覇の勢いに乗って、一気に世界の頂点まで駆け上がるか注目される。
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