2月26日に中山競馬場で行われる
中山記念(4歳上・GII・芝1800m)。GI馬3頭を含む超豪華メンバーが集うレースを、今回は脚質で分析してみよう。
過去10年のデータは以下の通り。
着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-0-3-6/10 10.0% 10.0% 40.0%
先行 9-6-3-17/35 25.7% 42.9% 51.4%
中団 0-3-4-33/40 0.0% 7.5% 17.5%
後方 0-1-0-35/36 0.0% 2.8% 2.8%
マクリ 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%
逃げ先行馬が10勝を挙げ、複勝率もそれぞれ40%と51.4%と、直線の短い中山開幕週らしいデータ。中団以降で馬券に絡んでいるのは、17年2着の
サクラアンプルールを除く7頭が4番人気以内で、差し追い込み脚質の穴馬が台頭する可能性は低いと考えられるだろう。
今回の出走馬中、過去のレースから逃げ先行策をとる可能性が高いと予想されるのは
スタニングローズ、
ソーヴァリアント、
ヒシイグアス、
ショウナンマグマ、
ドーブネ、
トーラスジェミニ、
リューベックなど。
秋華賞馬
スタニングローズと、
チャレンジカップ連覇中の
ソーヴァリアント、2021年の
中山記念覇者
ヒシイグアス以外の4頭は、高配当の使者になる可能性を十分秘めている。積極的な競馬で一波乱巻き起こるのか、今週行われる
中山記念に是非注目したい。