今月末で定年解散を迎える橋田満調教師(70)=栗東=が、ラストウイークに白星を挙げた。今週末は10頭がスタンバイしているが、初陣となった小倉6Rで、3番人気の
スズカハービン(牡3歳)が差し切りを決めた。
序盤は後方で脚を温存。向正面で進出を開始すると、最後は逃げ粘る
ビヨンドザドリームをゴール前できっちりと首差とらえた。
兄姉に18年
新潟大賞典覇者
スズカデヴィアス、18年
愛知杯2着の
レイホーロマンスなどがいる橋田厩舎ゆかりの血統。その2頭の手綱を取った経験もある藤岡佑がVへと導いた。鞍上は「少し気合が入ってゲートでは立ち上がる素振りを見せていましたが、使われるごとに前向きさは出てきました。きょうのようなタフなレースでもラストはしっかり脚を使って前に出てくれましたし、いい内容で勝てたと思います」と相棒をたたえていた。
提供:デイリースポーツ