先週の
阪急杯を
アグリで制した“
横山和生騎手&安田隆行厩舎”のコンビが、
ジュビリーヘッド(牡6)で
オーシャンS(4歳上・GIII・芝1200m)に挑む。
遅咲きの
ロードカナロア産駒だ。2歳夏のデビュー戦を制したものの、2勝目には5戦、3勝目には更に7戦を要した。ようやく素質が開花したのは、主戦に
横山和生騎手が固定された5歳春。
船橋Sを制してオープン入りを決めると、重賞初挑戦の函館ス
プリントSでも
ナムラクレアの2着に健闘した。
6歳を迎え、年明け初戦となった前走のカーバンクルSでオープン初勝利を手にした。
横山和生騎手とは今回で8戦連続のコンビ。実績では見劣るが、人馬のコンビ力では負けていない。
ここを勝てば自然とGIへの道が開ける。安田隆行師は来年2月で引退。“短距離王国”にとって最後となる
高松宮記念で、
アグリとの同門対決を実現させたい。