桜花賞トライアルの
チューリップ賞(3歳牝・GII・阪神芝1600m)は、前走で同舞台の阪神JFを走っている馬が圧倒的に強いレースだ。
過去10年を振り返ると、前走が阪神JFだった馬は[9-1-6-12]の勝率32%、複勝率57%の好成績。17年
ソウルスターリング、18年
ラッキーライラック、19年
ダノンファンタジー、20年
マルターズディオサ、21年
メイケイエール(
エリザベスタワーと同着)、22年
ナミュールと6連勝中だから、逆らうのは無謀といえないか。
今年のメンバーで該当するのは
ドゥーラのみ。阪神JFは出遅れが堪えて6着に終わったが、上がり3Fはメンバー中最速となる35秒0。不利な外枠に加え、直線では馬群を捌くのにひと苦労する場面もあったが、力は示した。今回は新コンビとなる
戸崎圭太騎手を迎えての一戦。
札幌2歳Sに続く2度目の重賞制覇で、大目標の
桜花賞に弾みを付けたい。