サトノクラウン産駒のタスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・中山芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

　昨秋の東京で鮮烈なデビュー勝ち。続く前走の共同通信杯では4着に終わったが、着差は僅か0秒2。東京スポーツ杯2歳Sで2着の実績がある3着ダノンザタイガーとはハナ差だったことからも、重賞級の能力は示したといえる。

　父サトノクラウンは8年前の弥生賞の覇者。母パルティトゥーラも中山芝1600mの木更津特別を制しているので、中山初参戦となる点は心配なさそう。松山弘平騎手と堀宣行厩舎のタッグは、先週の中山記念をヒシイグアスで制覇。人の勢いにも期待したい。