今週日曜日は中山競馬場で、皐月賞トライアル・弥生賞(GII)が行われます。

　今年の弥生賞は10頭が登録。人気の中心は、前走のホープフルS(GI)で2着と健闘したトップナイフとなりそうです。

　とはいえ、メンバー的には実力馬揃い。強豪が集った共同新聞杯(GIII)で4着と力を見せたタスティエーラ、若駒S(L)で2着に粘り込んだワンダイレクト、2走目の未勝利戦で圧勝したレヴォルタードなど素質馬が揃った印象です。

　その他にも京都2歳S(GIII)でトップナイフを負かしたグリューネグリーン、2戦目の未勝利戦で2着に10馬身差をつけたゴッドファーザーも侮れません。

　少頭数ですが上位人気は拮抗しそうで、どの馬が来てもある程度の配当は見込めそう。少ない点数でシッカリと的中を収めたいところです。

　それでは早速ですが、今週AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆前走惜敗からの巻き返しなるか

　今週の弥生賞でAIが本命に抜擢したのは、人気が予想されるトップナイフでした。

　これまでの成績は7戦2勝。3走前に萩S(L)を勝利しており、近2走は京都2歳Sで2着、ホープフルSで2着と、強いメンバー相手でも安定した成績を残しています。

　デビュー戦は6着と掲示板を外していますが、これは参考外の一戦。初戦でもありましたし、レースレベル自体が高かった事も着順を下げた要因でしょう。

　また、2走前には今回も出走するグリューネグリーンに敗れていますが、これは前残りの一戦。事実として、続くホープフルSでは逃げながらも上がり3ハロンのタイムでグリューネグリーンを上回っています。

　他にも注目される馬は複数いますが、GIを経験しているのはトップナイフとグリューネグリーンのみ。しかも、そのホープフルSで2着と実績を残していますから、ここは人気でも逆らえない一頭といえるでしょう。

(netkeiba編集部)