◆第18回
オーシャンS・G3(3月4日、中山競馬場・芝1200メートル、良)
勝ち馬に
高松宮記念・G1(3月26日、中京)の優先出走権が与えられる重賞は16頭によって争われた。
クリストフ・ルメール騎手が騎乗した2番人気の
ヴェントヴォーチェ(牡6歳、栗東・
牧浦充徳厩舎、父
タートルボウル)が直線で差し切りを決め、昨年8月の
キーンランドCに続く重賞2勝目を挙げて、G1優先出走権を手にした。勝ち時計は1分7秒4。
2着は ブービーの15番人気、単勝154・7倍だった
ディヴィナシオン(
菅原明良騎手)が突っ込んで波乱を演出。接戦となった3着には5番人気の
エイシンスポッター(角田大河騎手)が続いた。1番人気の
ジュビリーヘッド(
横山和生騎手)は5着に敗れて、3連単は58万400円の高配当となった。
大野騎手(
タイムトゥヘヴン=11着)「初めての1200メートルで走りのリズムはもうひとつだったが、この経験が刺激になって、次につながれば」
岩田康騎手(
キミワクイーン=12着)「掲示板ではなく、勝ち負けを意識して真っ向勝負をしたが、もう一脚使うことができなかった」
北村宏騎手(
ジャスパージャック=13着)「いつも頑張ってくれる馬なので、今日は少し疲れがあったのかもしれない」
柴田善騎手(
グラスミヤラビ=14着)「ペースに慣れていないぶん、動き出しの時に体が伸びてしまった。ただ、ラストは狭いところでくっついてこられたし、内容は悪くなかった」
武藤騎手(
オパールシャルム=15着)「ハナにこだわったが、外の馬に抵抗されてしまった。もまれ弱い面があるので、今日はそのあたりが影響した」
石川騎手(
ジャズエチュード=16着)「メンバー的に先行争いが激しくなるのは想定していたが、苦しい形になってしまった」
スポーツ報知