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フィリーズレビュー・G2」(12日、阪神)
阪神JF10着からの反撃を期す
ブトンドール。1週前追い切りは、栗東CWで6F83秒8-13秒1。ラスト1Fは時計を要したが、池添師は「鞍上が速くなり過ぎないようにとの判断でセーブしたものと思います。3〜4角は自分から加速してとてもいい走りでした」と納得の表情。今後の路線を決める重要な一戦なだけに自然と力が入る。
リバーラも反撃態勢だ。1週前追い切りは、美浦Wで6F83秒1-11秒7をマーク。馬体をふっくらと見せており、順調に調整は進んでいる。前走の
阪神JFは18着と大敗したが、最後の止まり方を見るとマイルの距離は長かった印象だ。2走前のファンタジーSでは鮮やかな逃走V。同じ舞台の前哨戦なら、好勝負必至だ。
2戦2勝と負け知らずの
トラベログ。新馬戦を2番手から抜け出して快勝すると、2戦目の
菜の花賞ではマイペースの逃げに持ち込んで、後続の追撃を封じた。1週前追い切りは、美浦Wの併せ馬で、引っ張り切れないほどの手応えで併走馬を圧倒。申し分ない態勢で重賞へ臨める。無敗で
桜花賞戦線に名乗りを挙げるか。
エルフィンSで3着に追い込んだ
シングザットソング、連勝中の
ポリーフォリアなどもチャンスは十分。上位拮抗の混戦模様だ。
提供:デイリースポーツ